「実家の庭にあるケヤキが、気づけば屋根をはるかに超えてしまった」
「台風が来るたびに、20m近い大木が揺れるのを見て生きた心地がしない」
「隣の家から『落ち葉がひどい』『枝が当たりそうで怖い』と苦情が来ている……」
京都の古い家屋や広いお庭を持つ方にとって、巨大化したケヤキは単なる庭木ではなく、いつか対処しなければならない「大きな課題」となっているはずです。しかし、いざ業者に頼もうと思っても、20mというサイズがどれほど特殊な作業を要するのか、そして一体いくらの費用がかかるのかが見当もつかず、二の足を踏んでしまう方も少なくありません。
20mの木といえば、ビルの6階から7階に相当する高さです。この規模の伐採は、一般的な庭の手入れとは全くの別物。専門的な「特殊伐採(とくしゅばっさい)」の技術が必要となります。
この記事では、20mの巨大ケヤキを安全に伐採するために必要な費用の相場から、放置することで生じる重大なリスク、そして京都という土地柄を踏まえた賢い業者の選び方まで、プロの視点で徹底的に解説します。この記事を読み終える頃には、あなたが抱える不安が解消され、次にとるべき具体的なアクションが明確になっているはずです。
目次
- 1 1. 20mのケヤキ伐採・処分にかかる費用相場
- 2 1-1. 20m級は「特殊伐採」扱い:なぜ高額になるのか
- 3 1-2. 費用の内訳:伐採・処分・重機の3本柱
- 4 1-3. ケヤキならではの費用高騰理由:比重の重さと枝ぶりの広さ
- 5 2. 費用を左右する「特殊条件」と追加料金の目安
- 6 2-1. クレーン車が入らない「狭小地」での手作業(吊り切り)
- 7 2-2. 電線・屋根・隣家との距離が近い「障害物あり」の現場
- 8 2-3. 伐採した後の「根(抜根)」や「整地」の有無
- 9 3. 放置は厳禁!巨大ケヤキが引き起こす3つの重大リスク
- 10 3-1. リスク1:大型台風や地震による「倒木」の法的責任
- 11 3-2. リスク2:近隣トラブル(落ち葉の詰まり・日照阻害・枝折れ)
- 12 3-3. リスク3:害虫の大量発生と腐朽による自然倒壊
- 13 4. 伐採費用を少しでも安く抑えるための4つの工夫
- 14 4-1. 相見積もりで「自社施工業者」を直接指名する
- 15 4-2. 伐採時期を調整する
- 16 4-3. 枝葉の処分だけ業者に頼み、幹は残す
- 17 4-4. 自治体の「危険樹木伐採補助金」を確認する
- 18 5. 安全第一!20m超えの現場を任せられる業者の見極め方
- 19 5-1. チェック1:20m以上の高所作業・特殊伐採の「実績」があるか
- 20 5-2. チェック2:見積書に「作業工程」が詳細に記されているか
- 21 5-3. チェック3:現地の状況を丁寧に下見し、リスクを説明してくれるか
- 22 6. 京都の巨大木・難所伐採なら「庭七軒」にお任せください
- 23 6-1. 造園25年の圧倒的な経験:難所こそ真価を発揮するベテランの技
- 24 6-2. 中間マージン完全カットの「直接施工」だからできる適正価格
- 25 6-3. 京都の土地を知り尽くした、迅速・丁寧な近隣配慮
- 26 7. まとめ:倒木リスクが現実になる前にプロの診断を
- 27 京都伐採師/京都剪定師へ問い合わせ前によくある質問
- 28 20mのケヤキを「伐採」ではなく「低く剪定(強剪定)」して残すことは可能ですか?
- 29 狭い路地の奥に木があるのですが、本当にクレーン車なしで作業できますか?
- 30 作業中、隣の家の塀や屋根を傷つけないか不安です。
- 31 見積もりを依頼したら、必ず契約しなければなりませんか?
1. 20mのケヤキ伐採・処分にかかる費用相場

まず結論からお伝えします。20m級のケヤキを伐採し、発生した枝葉や幹をすべて処分する場合、**総額の相場は「30万円〜80万円」**ほどになります。
「そんなに高いのか」と驚かれるかもしれません。しかし、これには明確な理由があります。数千円や数万円で済む「庭木の剪定」とは、作業の危険度と機材の規模が根本的に異なるのです。
具体的な費用の内訳を詳しく見ていきましょう。
1-1. 20m級は「特殊伐採」扱い:なぜ高額になるのか
高さ20mの木は、倒す方向に広い空き地がない限り、そのまま根元から切り倒すことはできません。周囲の家屋や電線を守るために、上から少しずつ切り刻んで下ろしていく「特殊伐採」という手法が取られます。
- 人件費(技術料): 命綱を頼りに木に登るアーボリスト(樹上作業員)や、地上で重機を操るオペレーターなど、熟練の職人が最低でも3〜4名は必要です。
- 安全管理: 巨大な枝が一本落下するだけで、屋根を貫通したり人命に関わったりします。そのため、緻密な計算と慎重な作業が求められ、作業日数も2〜4日程度かかることが一般的です。
1-2. 費用の内訳:伐採・処分・重機の3本柱
見積書を見た際に、どの項目にどれだけのコストがかかっているかを知ることは、適正価格を判断する上で非常に重要です。
| 項目 | 内容 | 費用目安 |
| 伐採作業費 | 木に登り、安全なサイズに切り分ける技術料 | 10万円〜40万円 |
| 枝葉・幹処分費 | 運び出し、運搬、処理施設での処分代 | 5万円〜20万円 |
| 重機使用料 | クレーン車(13t〜25t)、高所作業車のリース・回送費 | 5万円〜15万円 |
※上記はあくまで目安であり、現場の状況(作業のしやすさ)によって変動します。
1-3. ケヤキならではの費用高騰理由:比重の重さと枝ぶりの広さ
ケヤキは他の樹木、例えば杉や檜(ひのき)といった針葉樹と比べて、「木材としての密度(比重)」が非常に高いという特徴があります。
- 重さの問題: ケヤキは乾燥していても重く、生木の状態では想像を絶する重量になります。処分費用は「重さ(t単位)」で計算されることが多いため、同じ20mの木でもケヤキは処分代が高くなりやすいのです。
- 枝ぶりの問題: 「清水の舞台」の柱にも使われるほど強固なケヤキは、横方向にも大きく枝を広げます。この広大な枝を一本ずつ処理する手間が、そのまま作業時間に直結します。
2. 費用を左右する「特殊条件」と追加料金の目安


一律に「20mだからいくら」と言い切れないのが伐採の難しいところです。特に京都の住宅街や山沿いでは、以下のような条件によって費用が大きく跳ね上がることがあります。
2-1. クレーン車が入らない「狭小地」での手作業(吊り切り)
京都特有の「うなぎの寝床」のような細い路地や、家々に囲まれた奥まった庭。こうした場所に20mの木がある場合、大型のクレーン車が現場に近づけません。
この場合、**「吊り切り(つりきり)」**という高度な技術が使われます。木の上に滑車を設置し、切った枝をロープでコントロールしながらゆっくりと地上へ下ろす作業です。すべてが人力に近い形で行われるため、通常の1.5倍〜2倍の作業時間がかかり、それに比例して人件費も加算されます。
2-2. 電線・屋根・隣家との距離が近い「障害物あり」の現場
20mの木ともなれば、枝が電線を巻き込んでいたり、隣の家の屋根を覆っていたりすることが多々あります。
- 電線への配慮: 電力会社への連絡や、絶縁防護具の設置が必要になる場合があります。
- 建物の養生: 万が一の接触を防ぐための保護シートの設置など、慎重な準備が必要となり、これが「諸経費」として加算されます。
2-3. 伐採した後の「根(抜根)」や「整地」の有無
「木を切るだけ(伐採)」なのか、「根っこまで抜く(抜根)」のかで、費用は劇的に変わります。
20m級のケヤキともなれば、根も直径1〜2m以上にわたって地中に張り巡らされています。これを抜くには大型のショベルカーが必要になり、さらに抜いた後の巨大な穴を埋める土(真砂土など)の費用も発生します。
多くの場合は、地際で切り飛ばす「伐採」のみを選択し、根は除草剤などで枯らす方法がコストパフォーマンスの面で選ばれています。
3. 放置は厳禁!巨大ケヤキが引き起こす3つの重大リスク



「お金がかかるから、もう少し様子を見よう……」という判断が、数倍のコストとなって跳ね返ってくるのが巨大木の恐ろしいところです。特に20mを超えたケヤキの放置には、以下のような現実的なリスクがつきまといます。
3-1. リスク1:大型台風や地震による「倒木」の法的責任
昨今の異常気象により、日本列島を襲う台風は大型化しています。20mのケヤキは、風をまともに受ける「巨大な帆」のようなものです。
もし倒木によって隣家を破壊したり、通行人に怪我をさせたりした場合、所有者は**「土地の工作物の設置又は保存の瑕疵(民法717条)」**により、無過失に近い形で損害賠償責任を問われる可能性があります。
「自然災害だから仕方ない」という言い訳は、木が健全に管理されていなかった(=巨大化して危険な状態を放置していた)場合には通用しないことが多いのです。
3-2. リスク2:近隣トラブル(落ち葉の詰まり・日照阻害・枝折れ)
ケヤキは落葉樹です。秋になると大量の葉を落とします。
- 雨どいの詰まり: 隣家の雨どいを落ち葉で詰まらせ、雨漏りの原因を作ってしまう。
- 日照の問題: 夏場に生い茂った葉が隣家の庭を真っ暗にし、洗濯物が乾かない、植物が枯れるといった苦情に繋がる。これらは一度こじれると、木を切った後も数十年続く人間関係の溝になりかねません。
3-3. リスク3:害虫の大量発生と腐朽による自然倒壊
ケヤキには「イラガ」などの害虫がつきやすく、20mの高さから害虫が周辺に飛散することもあります。また、一見元気そうに見えても、木の内部が腐朽菌(ふきゅうきん)に侵されている場合、ある日突然、無風の状態でも自重で折れることがあります。外見からでは判断できない「内部の空洞化」が、巨大木には潜んでいるのです。
4. 伐採費用を少しでも安く抑えるための4つの工夫



高額になりがちな巨大木の伐採ですが、賢く動くことで数万円、時には十万円単位で費用を抑えることが可能です。
4-1. 相見積もりで「自社施工業者」を直接指名する
これが最も効果的です。大手ハウスメーカーや、テレビCMをしているような大手仲介サイトに依頼すると、そこから下請けの造園会社へ発注され、20%〜40%の中間マージンが上乗せされます。
最初から自前で重機や職人を抱えている「自社施工の職人グループ」に直接依頼することで、同じ作業内容でも大幅に安く抑えることができます。
4-2. 伐採時期を調整する
一般的に造園業界の繁忙期は、年末(お正月前)や梅雨前です。この時期を避け、1月〜3月の閑散期に依頼をすることで、価格交渉がしやすくなる場合があります。
また、ケヤキの場合は冬に葉が落ちるため、作業効率(枝の片付けやすさ)が上がり、結果として作業日数が短縮=コストダウンに繋がることもあります。
4-3. 枝葉の処分だけ業者に頼み、幹は残す
もしお庭に余裕があるなら、太い幹の部分だけ「薪(まき)」や「椅子」として再利用するために現場に残してもらうという選択肢があります。
処分の総重量が減るため、処分費の削減になります。ただし、20m級の幹はそれだけで数トンの重さになるため、その後の扱いには注意が必要です。
4-4. 自治体の「危険樹木伐採補助金」を確認する
京都府内の各自治体(京都市、宇治市、亀岡市など)では、倒木の恐れがある危険な樹木の伐採に対して、費用の一部を補助する制度を設けている場合があります。
「道路に面している」「通学路に隣接している」といった条件はありますが、まずは役所の公園緑地課や防災課に問い合わせてみる価値は十分にあります。
5. 安全第一!20m超えの現場を任せられる業者の見極め方


安さだけで業者を選び、後悔するケースが後を絶ちません。20m級の伐採を任せる際は、以下の3点を必ずチェックしてください。
5-1. チェック1:20m以上の高所作業・特殊伐採の「実績」があるか
「普段は生垣の剪定をメインにしています」という業者に、20mのケヤキを任せるのは非常に危険です。
業者のホームページやSNSで、「クレーン車を使った伐採」や「ロープでの登攀(とうはん)作業」の写真が掲載されているかを確認しましょう。過去の施工事例を詳しく説明できる業者は、それだけ多くの現場の「リスク」を熟知しています。
5-2. チェック2:見積書に「作業工程」が詳細に記されているか
「ケヤキ伐採 一式 50万円」という見積書は要注意です。
- どのサイズの重機を使うのか?
- 職人は何名入るのか?
- 処分代は重量計算なのか、立米計算なのか?これらが明記されていないと、当日になって「思ったより大変だったので追加費用をいただきます」というトラブルに発展しやすくなります。
5-3. チェック3:現地の状況を丁寧に下見し、リスクを説明してくれるか
電話だけで概算を出すのではなく、必ず現地を訪れて「電線の位置」「地面の強度(クレーンを設置できるか)」「搬出ルート」を細かくチェックする業者を選んでください。
良い業者は、「ここまでは安全にできるが、ここからはリスクがある」というデメリットも隠さず伝えてくれるものです。
6. 京都の巨大木・難所伐採なら「庭七軒」にお任せください
「どこに頼めばいいかわからない」「京都の狭い道でも対応してくれる業者は?」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ私たち「京都伐採師/京都剪定師 運営の庭七軒」へご相談ください。
私たちは、25年間、京都の造園・伐採の第一線で技術を磨き続けてきたプロフェッショナルです。
6-1. 造園25年の圧倒的な経験:難所こそ真価を発揮するベテランの技
20mを超える巨大なケヤキ、隣の家と密着した場所にある大木、重機が絶対に入らない急斜面の木……。他社で「これは無理です」と断られたような難しい現場こそ、私たちの腕の見せ所です。
長年の経験で培ったロープワークと精密な伐採技術により、周囲の建物や大切な庭木を傷つけることなく、巨大なケヤキを安全に解体・撤去します。
6-2. 中間マージン完全カットの「直接施工」だからできる適正価格
庭七軒は、営業会社ではなく職人の集団です。
お客様から直接ご相談をいただき、私たちが直接現場に入ります。大手の仲介料がかからないため、施工のクオリティは落とさずに、無駄なコストを徹底的に排除した「納得の価格」をご提案できます。
「伐採1本1,800円(税込)〜」という小規模伐採から、今回のような20m級の特殊伐採まで、規模を問わず誠実に対応いたします。
6-3. 京都の土地を知り尽くした、迅速・丁寧な近隣配慮
京都の住宅事情や、お寺・神社の多い環境を熟知しています。
作業前の近隣挨拶から、細い路地での交通誘導、作業後の清掃に至るまで、「丁寧・迅速・高品質」をモットーに、お客様が後腐れなく安心できる施工を徹底しています。
お問い合わせはLINEでカンタン、最短当日見積もり
「まだ切るか決めていないけれど、ひとまず概算が知りたい」という方も大歓迎です。スマホで木を数枚撮影して送っていただければ、無料でお見積もり・ご相談を承ります。
7. まとめ:倒木リスクが現実になる前にプロの診断を
20mの巨大ケヤキ。それは、あなたのご家族や大切な住まいを守ってきた存在かもしれませんが、ひとたび管理の限界を超えれば、重大なリスクへと姿を変えてしまいます。
費用は決して安くはありません。しかし、倒木事故が発生してからの賠償や、近隣との修復不可能なトラブルを考えれば、「今、安全に処分すること」は、未来の安心を買うための最も価値ある投資だと言えるのではないでしょうか。
まずは、あなたの庭にあるその木が、どのような状態にあるのかを正確に把握することから始めてください。私たち「庭七軒」が、25年の知見を総動員して、あなたにとって最適な解決策を一緒に考えます。
京都伐採師/京都剪定師へ問い合わせ前によくある質問
20mのケヤキを「伐採」ではなく「低く剪定(強剪定)」して残すことは可能ですか?
はい、可能です。高さを10m程度まで下げて、横に広がった枝を整理する「強剪定(きょうせんてい)」という方法もあります。伐採するよりも費用を抑えられ、木を存続させることができます。ただし、ケヤキは成長が非常に早いため、数年後にはまた元の高さに戻ってしまう可能性があります。維持コストとリスクを天秤にかけ、最適なプランをご提案します。
狭い路地の奥に木があるのですが、本当にクレーン車なしで作業できますか?
可能です。クレーンが使えない現場は「空師(そらし)」と呼ばれる伝統的な技術の出番です。職人が直接木に登り、特殊な滑車とロープを使って、切った枝を空中でコントロールしながら安全に下ろします。京都特有の狭小地での実績も豊富ですので、ご安心ください。
作業中、隣の家の塀や屋根を傷つけないか不安です。
最大限の配慮を尽くします。作業前には必ず隣家へのご挨拶を行い、必要に応じて養生シートやクッション材を使用して保護します。また、私たちは「一枝ずつ確実にコントロールして下ろす」手法を徹底しており、無理な作業は行いません。25年のキャリアの中で培った安全管理体制で施工に臨みます。
見積もりを依頼したら、必ず契約しなければなりませんか?
いいえ、全くそんなことはありません。まずは現状の危険度を確認し、費用を知っていただくための無料見積もりです。提案内容や価格にご納得いただけない場合は、お断りいただいても一切料金はかかりませんので、お気軽にご相談ください。
次の一歩として、まずは無料の「写真相談」から始めてみませんか?
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